東京ゲームショウが終わって思うこと
今年は会場には行けませんでしたが、東京ゲームショウ2023に関連する仕事を今年も携わっていました。私はE AND I CREATIONSでモニターケースを販売しておりますが、実は音響の仕事を過去にしていて、今、音の仕事に復帰しています。むかし取った杵柄ってやつです。
復帰してから約4年が経ちましたが、一時期10年近く離れていたため、音響システムのアップデートに追いつくのは大変です(笑)。今も時折、デジタル卓に挑戦中で、まだ完璧には把握できていない部分もあります。しかし、アナログ時代に培った技術が役立っています。過去の自分に感謝していますね。
目次
音響の仕事は多岐にわたります
そうなんです。音響関連の仕事は多岐にわたります。マイク、ミキサー、スピーカー(またはヘッドフォン)は、音声、音響、レコーディングなどの技術者が共通して使用しますが、それぞれの職種によって異なるアプローチがあり、まるで別の職業のような感覚があります。私は主にPAの仕事に携わっていましたが、ラジオミキサーとしても経験があります。ラジオの世界とイベントの世界は全然違いました。そして、現在は配信現場の音響を担当しています。さまざまな設定が微妙に異なるため、違う仕事をしているのような感覚を抱くこともあります。しかしながら、基本的な原理原則は共通しており、異なる分野であっても何とかなります。
今はゲームの配信番組が主要です
私は現在、ゲームの配信番組の音響担当が多いです。バラエティ番組ではトークのマイクやスピーカーの調整、BGM、SEの調整などを行っています。ゲーム内の音も制御する必要があるため、eスポーツの大会やプレイヤーがゲーム内で行うゲームの音も担当することがあります。しかし、私自身はほとんどゲームをプレイしないため、ゲーム内で何が起こっているのか全く理解できません。これが理解できないと、勝敗がわからない場面も多く、勝敗に応じて音を鳴らさなければならないときや、音楽が変わる瞬間が難しいです。実はゲームが苦手で、ほんの一部のゲームしかプレイしたことがありません。あ、どうぶつの森ポケットキャンプだけは少しプレイしました。
今回携わった仕事はこれでした
音楽が好きなのでPAになりました
ゲームは理解できませんが、バンドが大好きです。今でもギターサウンドに魅了されますし、ライブハウスに行くことも好きです(ただし最近は機会が減りました)。それがPAの仕事に憧れた理由です。音は見えないものなので、空気を作り上げる感覚があります。バンドと共にその場の雰囲気を共有できることが楽しいです。バンドのバランスが良いと、PAの仕事もスムーズに進み、マイクの調整もシンプルに済ませることができます。ヘッドアンプ(トリム、ゲインなど)だけでPAを完結できます。ほとんどいじらない(グラフィックやパラメ)で済むんですよ。ま、このスキルを磨くには修行が必要でしたが、たいへん充実した経験になりましたよ。
いつまで続けられるかは分かりませんが、最近の若い世代にもっとエンターテイメント業界に参加し、盛り上げていって欲しいと思います!楽しい仕事ですよ!!
カスタムメイド承っています
ゲーミングモニター、スピーカーケース等幅広く対応しており、映像音響配信現場のオペレーターの視点で厳選した素材や、使い心地にもこだわっています。カスタムメイドのご相談などお気軽にご連絡ください。
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