ミシンに抵抗感がないからものづくりをしてしまう!
★こんにちは、ついものづくりをしてしまう遠藤です★
・・・と、うたっておりますが、四六時中作っているわけではありません。
でも一時期、某音響会社のスピーカーのケースを大量に作っていました!
目次
一番作ったケース
その音響屋さんがとにかく大量に持っていたのが
RAMSA A-200です!!!
ざっと50台くらいありました。本当に使い勝手いいスピーカーと思います。
ケースも同じ数作りましたよ。
表地は帆布(ハンプ)を使っていました。丈夫なのが良いですよね。
しかも帆布は摩擦抵抗も大きく、重ねてもあまりずれません(生地なので限度はありますが)
裏地ははナイロンを使用(現在のモニターケースと同じ)。ナイロンは硬くて丈夫な上に撥水効果もあるので、現場での頼り甲斐があります。
実はこのケースにはこだわりがありました。
なんと!ベニヤ板が挟まっているのです!(証拠写真がなくてすみません)
うっすらと板の形が浮き出てるのがわかりますか?サイド面は入っていませんよ。
このケースがすごいのはベニア板が入っているので、スピーカーを積み上げても大丈夫な点と、ケース自体が自立します。
自立するメリットとは・・・・しまう時に楽なんです。
ハードケースのようにしまうことができます。これは便利です(しかも今でも現役です)
また、紙袋のごとく折り曲げられるので、現場でも邪魔になりません。これは生地のケースの最大のメリットと思います。
と、、、このようなケースを大量生産していました(一人でよ)
今でも現役で積み上がっています!丈夫で長持ちとはこのことを言うのでしょう。
タイパのために作っている
どのケースを開発するのにも大事にしているのが「時間短縮」いわゆるタイパです。現場での時間は本当に貴重。仕込みでもバラシでも早くできるに越したことはない。仕込みや積み込みが早くスムースにできること、そして「早く帰りたい!!」
これはどこの業者もきっと共感していただけると確信しています。
他にもケースやカバーを大量に作ってきました。もちろん、タイパ目的です。そんなこともいずれブログに書きます。
大量に作れたのはミシンのおかげ
実は当時、家庭用のミシンしか持っていなかったのに、このような厚手の生地を縫っていたので、ミシンの針を何本も何本も折まくっていました。しかも生地が厚すぎると前にも進んでくれません。そんなイライラが募ったある日、「職業用ミシン」と出会いました。
本当はもっと力強い工業用ミシンがあればいいのですが、私が作る分には職業用ミシンで十分でした。
ミシンが力強いと作業の進みもよくて本当に助かっています!
ミシンへの抵抗感はありませんでした
そもそも、私は「ミシン」というものには何も抵抗がありませんでした。小学校の家庭科の時間から軽々しくミシンを踏んでいたました。専門学校の時代に舞台衣装を縫う手伝いがあって、そこでも抵抗感がないので「早い」と褒められていました。私にとっては不思議なのです。こんな簡単で便利なものがあるのになぜみんなやらないのかしら・・・と、無意識思っているのですね。ミシンに対する抵抗感がないから、スピーカーのケースも作れる!ディスプレイモニター用キャリングケースも作れる・・・となったんですね。抵抗感がないってすごいですね。
抵抗感がなさすぎて、一人で大量生産しています。(今もたまに)。
抵抗感がないって本人は至って自然なので、気づきにくいのですが、実はミシンに抵抗感がある人がなんて多いことか!!
シェアミシン会でもそんな声ばかりでした。。。
あなたの抵抗感がないものってなんですか?
好きとか嫌いじゃなく、抵抗感がないとか怖くないとか、割とそこに何かあなたにしかない宝物が埋まっているかもしれませんね。
(音響屋さん映像屋さんも紹介できますので、お問い合わせお待ちしています)
カスタムメイド承っています
ゲーミングモニター、スピーカーケース等幅広く対応しており、映像音響配信現場のオペレーターの視点で厳選した素材や、使い心地にもこだわっています。カスタムメイドのご相談などお気軽にご連絡ください。
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