解像度は用途に応じて選ぶもの?
こんにちは!今日は解像度のお話をします
カメラの解像度、テレビの解像度、プリンタの解像度などいろんなところで聞く解像度。
そもそも解像度とはなんでしょうか。
解像度とは
「カメラ、テレビ画面、コンピューターのディスプレイやプリンタなどで、表示できる画像や文字の精細さの度合い(参照:小学館日本国語大辞典)」
繊細さの度合いとは、画素(ピクセル)と画素の密度、つまり、画素が密集しているほど、解像度が高いことを示しています。
解像度の単位は画像解像度(ppi)と印刷解像度(dpi)とあります。
目次
単位
ppi(pixels per inchピクセル・パー・インチ)画像解像度
1インチあたりのピクセル数/カメラやディスプレイなどの画像解像度
dpi(dots per inchドット・パー・インチ)印刷出力解像度
1インチあたりのドット数/プリンターなどの解像度
ここで重要なのが、ピクセルには決まった大きさないということです。
数値が大きければ大きいほど滑らかになります。
解像度の歴史はどんどん数値が大きくなってきています。昔のブラウン管は640×480が限界であったと言われています。現在のPCモニターの主流はフルHDで1920×1080です。もちろん、それ以上の解像度を持つモニターもあります。最新機種ほど数値が高い傾向にあります。どこまで行くのですかね・・・
特にスマホに関してはどんどん解像度があがり、綺麗に表示されます。
【2020年度版】スマホ解像度早見表 – iPhone/Android
本当に機種によってバラバラです
2K,4K,8Kのサイズや名称
2K
フルハイビジョン | 1920×1080 = 2073600 |
4K ウルトラHD
DCI 4K | 4096×2160 =8,847,360 | 映画、カメラ 4K |
UHD TV | 3840×2160 =8,294,400 | テレビ放送、テレビ受像機、ディスプレイ |
DCI 4K | 映画制作会社が加盟する団体 Digital Cinema Initiatives(DCI)で定められている4Kである |
8K
スーパーハイビジョン | 8K UHD | 7680×4320 = 33177600 |
次は何Kになるのでしょうか?。
スーパーやウルトラの上は果たしてどんな最上級の言葉がつくのでしょうか?
解像度はどんどん滑らかになり、私たちがみている視界とほとんど見分けがつかなくなる世界が訪れそうですね。
ところでなんで2Kとか4Kと呼ばれているのかと申しますと・・・
四捨五入したネーミングだったのですね・・・わりと単純な理由でした。
結局は何で出力するか
解像度と一口に言っても、DTPの世界、Webの世界などそれぞれあります。いずれにしろ1インチの中にどれだけのピクセル情報があるかを理解しないといけません。もちろん解像度の数値は高ければ高いほどいいです。現在は大体2Kのデータが主流だそうです。大きいデータで取り込めても何で出力するかで決まってくるものなのです。
なので、出力側のスペックや配信環境によります。
配信サイトごとの解像度の設定例
ニコ生 | 800 × 450(推奨) 1280×720 |
ツイキャス | 1280×720、1920×1080 |
Twitch | 1280×720、1920×1080 |
YouTube Live | 1280×720、1920×1080 (3840 x 2160) |
現在の通信環境ですと1080p出力がベターなようです。配信側の通信環境は、有線でのスピードテストの結果や、パソコンのスペック、エンコーダーやOBSまたはWirecast配信ソフトなど環境に依存します。どんな環境で出力するかを見極めて設定するしかないのですよね、いまのところ。
★便利情報★
液晶ディスプレイ(モニタ)の画面サイズと解像度から画素密度(ppi、dpi)を計算するツール「ppi 画素密度計算」