リメイクする前に気をつけたいこと
こんにちは、6月5日にTシャツリメイク会を開催します。
今回のリメイク会は、脇を切って布を足してアップサイズするリメイクをします。
リメイクは道具があれば簡単ですが、結局のところ、デザインとかサイズとかが重要になってきます。
何と何を縫い合わせるのがいいのか、何をどうすればいいの?という部分をお知らせします。
目次
リメイクしたいTシャツと追加したい布地を選ぶ
Tシャツはニット地といって、伸びる生地のことを指します。
ワイシャツなどの生地は布帛(ふはく)といって伸びない生地を指します。
今回のリメイクは布帛(ふはく)の生地をおすすめしています。
布帛は伸びないために初心者でも取り扱いしやすいのです。
ニット生地でもできるのですが、その場合タテヨコを気にします
布地の方向、タテかヨコか
布地には方向があるので、タテ方向とヨコ方向を気にします
通常服は、タテ方向に裁断しています。
布地はある程度「伸び」があります。
分からない場合は伸びるほうがヨコ、伸びないほうがタテになります。
布帛(ふはく)はわかりやすいですが、ニット生地はわかりづらい場合があります。
その場合よく見るとタテにラインがあるので、それをタテにします。
サイズについて
せっかくリメイクするなら、着られるものにしたい。自分のサイズを測り、リメイクしたいTシャツのサイズを測ります。
測る場所としては、腰回りがいいと思います。
(自分のサイズ)-(Tシャツのサイズ)=足りないサイズ+2〜4cm
Tシャツのほうが大きいよ、という時はどんなシルエットがいいか、好きか、
その分を足す感じで考えます。
足すサイズが決まったらタテの長さを決める
今回はリメイクされるTシャツの脇の長さを測ります。
袖から脇を通って裾までの長さです。縫い代を3cm必要なので、上下6cmを追加したのが縦の長さです
(脇の長さ)+6cm=縦の長さ
両脇必要です。追加する生地のタテヨコの長さが決まったら、
追加する生地を選びます。
生地の色について
基本的に好きな布地を足していただいてOKです。
目立たせなくない・・・と思ったら、同色をお勧めします。
同色にするメリット
・目立たないのでさりげなくサイズアップ
・ちょっと下手でも目立たない
・長く着られる
どんな布地を選ぶのがいいの?
布帛といっても厚手から薄手まであらゆる布地があります。
選んで欲しい生地としては厚くもなく薄くもなく・・・という生地です。
シフォンやシルクのような生地は取り扱いが難しい面があります。厚手の布地は出来上がりに重たい印象を与えます。
新しい生地を買いに行くなら、11号針で縫える透けない布地をお勧めします。
こればかりは「これで!」と言いにくいです。夏のシャツ布地がいいと思います。
お持ちの服同士を繋ぐことも可能です。
参考にしたい服を真似る
リメイクの第一歩として『真似る』こと
自分のお気に入りや似合うと思っているものに近づける気持ちで、その服のサイズを参考にするのもいいと思います。
縫う前にやって欲しいこと
最後にリメイクする前にとってもやって欲しいこと、それは洗濯(水通し)です。
じつは私もやらかしたことがあり、長年しまっていたTシャツを洗濯してみたら、プリントが劣化していて剥がれて色落ちをしてしまいました。劣化って気づかないことが多いです。洗濯してみて初めてわかる・・・服にも限界はあるものです。新しい布地も是非とも洗濯または水通しをお願いします。布地は一度水を通すと縮まなくなります。
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