問い合わせフォームからの迷惑メール撃退しました
10月初めころ、私のウェブサイトの問い合わせフォームが、ある日突然迷惑メールの嵐に見舞われました。最初は30件、翌日には100件、そして最終的には一晩で400件もの迷惑メールが届く事態に。削除作業に追われ、仕事どころではなくなってしまいました。
そんな状況を打破すべく、様々な対策を試した結果、ある方法で完全に迷惑メールを撃退することに成功しました。今回は、その経験と対策方法を皆さんと共有したいと思います。
目次
問い合わせフォームを守らねば
メールアドレスに直接送られてくる迷惑メールは、Gmailなどのメールサービスのフィルターである程度防ぐことができます。しかし、問い合わせフォームからの迷惑メールは、Gmailなどのメールサービスのフィルターに学習させるわけにはいきません。重要な問い合わせが埋もれてしまい、ビジネスに大きな損害を与える可能性も大いにあります。
大切なお問い合わせが埋もれています(涙)
迷惑メールが引き起こす問題
迷惑メールがもたらす問題は、単なる迷惑にとどまりません。
- 時間の無駄:膨大な量のスパムを削除する作業は、貴重な時間を奪います。
- セキュリティリスク:スパムの中には、ウイルスやフィッシング詐欺に繋がるものも含まれています。
- サイトの評価低下:検索エンジンの評価が下がり、集客に悪影響が出る可能性も。
対策として
・reCAPTCHAを設置
・フォームには入力必須項目や確認画面を設ける
・WordPressの場合、プラグインを使用する
などがあるようです。それでもWEBサイトの環境によって設置ができない場合もあります。
環境について
私のwebサイトの環境はWordPressでContact Form 7をフォームに設置している環境です。Contact Form 7は、WordPressで利用できるプラグインの一つです。このプラグインを使うと、お問い合わせフォームを簡単に作成することができます。今回はこのプラグインの機能を使った対策を共有します。
私が試した効果的な対策
①入力必須項目の追加
スパムの多くは、問い合わせ内容が未記入であることが分かりました。そこで、問い合わせ内容を必須項目にすることで、未記入での送信ができなくなりました。問い合わせメールがどんな形で送られてくるか、チェックしてみてください。
②クイズの設置
これはよくある「私はロボットではありません」のチェック項目と同じ効果をもたらすものと思います。クイズの設置はいろいろあり、3択クイズや簡単な計算を入力しないとフォームが送れない仕様にすることができます。
これらの対策で問い合わせフォームからのメールが一切来なくなりました。
これはすごい(ことかもしれません)。ちょっとした対策ですが、皆様の対策の一つになればと思います。
<tr>
<th class=”required”>クイズ</th>
<td>[quiz math-quiz “12+48=?|60”]</td>
このようなタグを設置します。詳しくはこちらのページ
https://contactform7.com/ja/quiz/
CAPTCHAの導入のススメ(高度な対策)
CAPTCHA(キャプチャ)とは、「Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart」の略で、日本語にすると「コンピュータと人間を区別する完全に自動化された公開チューリングテスト」となります。
つまり、人間とコンピュータ(ボット)を区別するための仕組みのことです。Webサイトやサービスでよく見かける「私はロボットではありません」にチェックを入れ、画像内の文字を入力するようなものが、CAPTCHAの代表的な例です。
より高度な対策として、Googleが提供するreCAPTCHAの導入も検討できます。reCAPTCHAは、高度な画像認識技術を用いて、より複雑な問題を出題することで、人間かコンピュータかを正確に判別します。
専門家にCAPTCHA(キャプチャ)の設置してもらえたら一番いいのではないかと思います。
まとめと今後の課題
今回は、私が実際に経験したスパム対策についてご紹介しました。これらの対策が、あなたのお悩み解決の一助となれば幸いです。
しかし、スパム対策は常に進化していくものです。新しいスパムの手法が登場する可能性も考えられるため、定期的に対策を見直すことが重要です。
今は大丈夫かも知れませんが、ちゃんとした有料サービスの検討もしたいです。
クイズの設置してある問い合わせ↓↓↓↓↓フォームをご覧ください
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