E AND I CREATIONS

人が気づかないことで自分が気がついていること

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イノベーションスクールにてビジネスを学んでいます

・・・起業していますが、シェアする社会を創造するために、しっかりと基礎を学びたいと思いました。

 

自分の中の枠を越えられるか?

 

イノベーティブ思考とは、新しいアイデアや解決策を生み出すための思考プロセスです。従来の枠組みにとらわれず、問題や課題に対して新たな視点やアプローチを見出すことを特徴としています。

イノベーティブ思考は、現在の競争の激しいビジネス環境では、新しいアイデアや製品、サービスを生み出すことが企業の成長や競争力を高めるために不可欠です。また、社会の問題や課題に対してもイノベーティブ思考が求められます。新たな視点やアプローチによって、効果的な解決策や持続可能な社会への貢献を生み出すことが可能です。

その中で二つの思考法を教えてもらいました。

 

システム思考とデザイン思考

システム思考

 

システム思考は、問題や課題を個別の部分だけでなく、全体としても捉える考え方です。例えば、木を見て森を見ないのではなく、木の関係や森全体の構造も見ることが重要です。これには広い視野が必要で、単独の視点では限界があります。多様な意見や情報を取り入れながら、全体の構造を理解し、問題解決に向けて進めることが求められます。

システム思考は、複雑な問題に対しても適用されます。個別の要素や関係性を把握し、相互の影響や依存関係を理解することで、全体のバランスや最適な解決策を見つけることができます。自分自身の思考に限らず、他の人の意見や専門知識も取り入れながら、全体の構造を可視化し、繰り返し捉え直す思考方法です。

 

デザイン思考

 

イノベーティブな問題解決を追求する手法として、デザイン思考が注目されています。デザイン思考は、ユーザーのニーズに基づいて新たな価値を提供するためのアプローチです。今回は、その中でも有名なデザイン思考の手法であるIDEO法について紹介します。

デザイン思考のマインドセットには、4つの要素があります。

 

 

1. It’s Human-Centered (ヒューマンセンタード)

デザイン思考では、人々のニーズや感情に焦点を当てます。つまり、人のことを一番に考えます。例えば、新しい製品やサービスを開発する際に、ユーザーの意見や要望を重視して設計します。彼らの使いやすさや満足度を追求することで、より良いものを作り出します。

 

2. It’s Collaborative (コラボレーティブ)

デザイン思考では、協力と共同作業が大切です。一人だけで考えるのではなく、仲間やチームメンバーと一緒にアイデアを出し合い、協力して問題解決に取り組みます。みんなの意見を尊重しながら、より多様な視点を取り入れることで、より良い結果を生み出すことができます。

 

3. It’s Optimistic (オプティミスティック)

デザイン思考では、楽観的な姿勢が大切です。つまり、問題に立ち向かうときに前向きな考え方を持ちます。困難や失敗に出会っても、諦めずに新たな解決策を模索し、改善を続けることが重要です。ポジティブなマインドセットを持つことで、創造的なアイデアや解決策を見つけ出すことができます。

 

4. It’s Experimental (エクスペリメンタル)

デザイン思考では、実験的なアプローチを取ります。つまり、アイデアや解決策を試してみることが重要です。例えば、プロトタイプを作成して実際に使ってみたり、ユーザーからのフィードバックを受け取りながら改善を重ねたりします。実際の経験や試行錯誤を通じて、より良い結果を得るための学びを得ることができます。

 

 

これらのマインドセットは、デザイン思考の中心を成すものであり、創造的な問題解決に役立ちます。人を大切にし、協力してアイデアを出し合い、楽観的に取り組みながら実験します。失敗をもろともせず、創造していきましょう!

 

 

アイデアを形にすること

 

アイデアが思いつきました。けれども、そのアイデアを実現させるには、あなたならどうします?

 

わたしならとりあえず話します。誰かに話します。いろんなところに行って話します。

 

それでもね、闇雲に話してもしょうがない。目的を持って話すのが一番です。

 

・・・モニター用キャリングケースの話で恐縮ですが、最初は現場でアイデアを思いつきました。そこからその映像会社の社長に話して、プロトタイプを作って持っていって、また作って持っていって、改良して改善して現在まで辿り着きました。デザイン思考で、困りごとを捉え、創造して、改良して、改造して・・・を繰り返しました。けれども、そのディスプレイモニター用キャリングケースはわたしの中では

 

「簡単で、自分のニーズも満たすアイデア」

 

であったわけです。自分のニーズは「早く帰りたい(現場あるある)」ことでした。現場でたくさんのモニターをプチプチで包むのがめんどくさい!!!!片付けたくない!!!!早く帰りたいと思ったわけです。だから私はたまたまミシンが得意で、設計図も頭の中でできていて、簡単に作ることができると確信していました。その後はみんなに意見を聞いてあーだこーだ議論を繰り返しただけなのです。

 

アイデアの具現化とはアイデアの創出だけであったということです。

 

 

自分の中で気づいていることは他の人は気づいていない

 

 

世の中のアイデアや新規事業や特許もそうですが、自分は気づいているのに、他の人は気づかなかったことを実現しているだけなんだと思います。その創出方法のタイミングや人を見極めるために、学びがあるのかなと思います。

 

あなたの中にもアイデアを潜ませていませんか?表に出さないと他の人は気づいてくれませんよ。そして自分の当たり前は世間では当たり前ではないのです。それが新規事業につながるかもしれませんよ〜。自分を信じて発信しましょー!

 

 

この記事を書いた人

遠藤 愛子

実用的なものばかり作るハンドメイド・クリエイター 兼 音響オペレーター

カスタムメイドでスピーカーのケースやディスプレイモニター用キャリングケースを製作しています。趣味はクラフトビールと音楽。

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