E AND I CREATIONS

製品化シリーズ① 〜ディスプレイモニター用キャリングケース、OEM化します!〜

LINEで送る
Pocket

 

こんにちは!E AND I CREATIONSの遠藤です

今回は、皆さんにご報告があります。何かというと…

E AND I CREATIONS看板商品のディスプレイモニター用キャリングケース、OEM化します!!!

 

OEMとは

OEMとは何かというと「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)」の略で、ざっくり言ってしまうと、他社ブランドの製品を別の企業が受託して製造することを言うようです。
私の場合に当てはめると、E AND I CREATIONS のモニターケースを他の企業の工場で製造してもらう、ということになりますね。もちろん製品についての責任はE AND I CREATIONSにあり、そのため、製品の仕様やら材料やらもこちらで指定する必要があります。この苦労話は後半で詳しくお伝えします!

実は、これまでのモニターケースは全て私の手作りでした!ここ最近受注が増えて製造が追いつかなくなってきてしまい、どうしたものかと考えあぐねていたところ、友人にこのサイトを教えてもらいました。

 

 

シタテルクラウドサービス   https://sitateru.co.jp/

 

 

 

たとえば、オリジナルの商品を作りたいなと考えた時、まず何からするかすらわからない時ありますよね。実際のわたしがそうでした。生産工場の門を叩く????とはてなマークが泳いでいました。そんな難民を救ってくれるようなサービスです。

いろんなサポートを受けながら、モニターケースのOEM化に向けて動いています。

工場への依頼で気を使うこと

 

これまでは全て私の手作りだったとお話しましたが、製品の設計図やサイズ違いを作る際の計算式を作ったり、材料の調達先を絞り込んだりと、一人生産体制は整えていたつもりです。

しかしいざ、他の企業の工場に生産を依頼するとなると、OEM依頼の手順をひとつひとつ確認しながら進めます。実際の仕様書も一人生産体制用に準備したものでは生産してもらえず、材料・サイズ・実寸などの詳細を明記したものを作り直し、提出してようやくサンプルを作ってもらえます。

今回は何百種類もある素材の中から厳選して素材を再検討しました。近所の生地屋で選んでくるのとは訳が違い、素材選びは本当に時間のかかる作業でした。正直、何百という生地の中から選んだもので正解だったのか、他にもっと適した生地があったのではないかという思いは残りました。それでも答えを出さないと進めないのが、OEM化する、ということなんですね。

 

工業の忙しさも加味する

E AND I CREATIONSのモニターケースは布製品。なので、OEMを依頼する工場はアパレルの工場になります。アパレル業界では、春と秋に新製品を出すタイミングがあり、新製品発売前の2月、8月辺りは新製品の製造で工場が忙しくなるようです。工場の繁忙期を避けて製造依頼をしたり、納期から1ヶ月くらい余裕をもってスケジュールを組んだりと、配慮すること満載です。

工場に頼めば量産化が割と簡単にスピーディーに進むはず…と楽観的に考えていたのですが、先を見据えて戦略を立てることも必要なんだな、と実感しました。

その他にも、ホームページ整えたり、量産に向けての仕様書を書いたりと、私の個人事業は亀の歩みで進んでいます。ブランドの立ち上げは、意外と大変だということがわかったけど、負けないぞーっ!!

 

まとめ

 

私たちの身の回りにはたくさんのOEM製品が出回っています。100均の物もそうだし、コンサートの会場で売っているグッツなどもいわゆるOEM製品です。いかに計画的に世に出していくか・・・ちゃんと計画立てることが必要ですね。がんばります!!!

 

この記事を書いた人

遠藤 愛子

実用的なものばかり作るハンドメイド・クリエイター 兼 音響オペレーター

カスタムメイドでスピーカーのケースやディスプレイモニター用キャリングケースを製作しています。趣味はクラフトビールと音楽。

この著者の記事一覧

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

カスタムメイドの問い合わせはこちら

カスタムメイド カスタムメイド arrow_right
PAGE TOP